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Enjoy!
I also got a news from "Nikka times", they published an article about our concert.
Enjoy!
バンクーバーの音楽家・小牧彩子さん主催
第3回震災チャリティーコンサートに大勢の出演者 |
東日本大震災から2年たった今年3月10日、バンクーバー市内のウエスト・ポイント・グレー合同教会で日系主催者による震災チャリティーコンサートが開かれた。 ▲美しいメゾソプラノで「初恋」などの名曲を披露する主催者・小牧彩子さん ▲松元こずえさん、成谷百合子さんの琴演奏。「雅の調」など2曲 ▲小牧さんの生徒たちによる合唱。「おぼろ月夜」「そーらん節」など4曲 このコンサートは2011年の大震災後に始まったもので、今年で3年目を迎えた。過去2回は専門家を集めてのコンサートであったが、今年は少し試みを変えて、第一部は、歌、パイプ・オルガン、弦楽三重奏、琴、クラリネット、ハープ、ギターなどの専門家の演奏、第二部では主催者の小牧彩子さんの生徒によるピアノ、歌、合唱、そして一般から募集した子供から大人までの幅広い年齢層の演奏者たちの歌、ピアノ、ギターなどソロやデュオ、アンサンブルの演奏が披露され、大勢の出演者の演奏を楽しむことが出来た有意義なコンサートであった。 ▲ハープ演奏。大竹美弥さん(左)と庄司ほのかさん(右) ▲Songhyok Im、Donghyok Im 兄弟のコリアンドラム ▲第二部の出演者たちと小牧彩子さん(前列右端) 主催者の小牧彩子さんは次のように語った。 「今年で3回目の私が主催する震災チャリティーコンサートでした。年々、東北の震災についての一般の関心が薄れていっているようですので 今年も開催にあたりいろいろな意見が出ましたが、私自身としては何らかの形でチャリティーコンサートを続けていければよいと思いました。 過去2年間はプロの方達の演奏だけでしたが、たくさんの方に”演奏で参加”してもらうことによって より多くの方に会場に来ていただければと思い、今回は参加者を公募しました。 私の生徒たちはもちろん、友人・知人や広告を見て応募してくださった方々もいらっしゃいます。 考え方も温度も違う方々と一緒に同じコンサートへ向けて準備していくときの大変さは、孤独感でもありました。それでも賛同してくれる生徒や出演者の方や家族友人に支えられ、実現できたコンサートです。本当にその方々に感謝しています。集まった金額は小さいですが、このような活動を続けている人たちがいるということを、忘れられたと感じている被災地の方々に知ってもらうだけでも意味があったのかなと信じたいです。 音楽講師一人で企画・主催したことですので、行き届かないところも多くありますが、とてもおもしろくて、素敵なコンサートであったことは間違いないので、次回はもっとたくさんの方に聴きに来ていただければと思います」 義援金は United Church of Canada を通して、日本基督教団東北教区被災者支援センターへ送られる。 【小牧彩子さん】 福島生まれ。神奈川県湘南高校卒業。東京学芸大学では声楽を専攻。大学在学中、World Youth Choir に日本代表メンバーとして参加したことで合唱の幅広い面白さを知る。卒業後、ロンドンの音楽大学で司書をするかたわら、いくつかの合唱団を経験し、BBC Symphony Chorus にも入団、ローカルの Hogarth Singers ではソロを務める。Pacifica Singers 団員。 〈 リポート・妹尾 翠 〉 (2013年3月14日号) |